横浜*大桟橋の日常風景
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本郷の加賀藩上屋敷跡の前田邸と駒場の東京帝大農学部農場敷地を交換し、駒場本邸を建てた前田家16代当主、前田利為侯爵の手による別邸である。
建物は昭和11年に今の姿となったとのこと。谷戸と呼ばれる谷状の地形の中腹に相模湾を見渡すように建っている。
恐縮ながら、文学館の展示は型どおりに拝見し、建物のディテールを追った。
鎌倉市に前田家より寄贈された後、補修と増改築が進められたとのこと。
正門から、玄関までのアプローチは落ち着いた雰囲気を醸し出す。
玄関周りが唯一建物としての、ディテールを追えるところだろうか。
3階部分が気に掛かるが、非公開とのこと。
玄関脇の廊下に面した、細かく叩いたような文様の扉のノブが気になった。
外周も様式は伝えるものの、オリジナル感が弱いのは改修のためか。
外構部分も違和感はないが、どこまでオリジナルを残しているのだろうか。
駒場本邸とは異なり、別邸として、鎌倉の自然の中でリフレッシュすることが目的であったろう。
前庭に降り、眼前に広がる相模湾の眺望を見れば、当時の施主の気持ちも伝わって来る。
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地元の方が、サーフボードを脇にセットした自転車で、のんびりとビーチを目指す景色が似合っている。
茅ヶ崎を訪れたのは初めてだが、それが街の風景だと分かった。
日常生活の延長線上なのが伝わってくる。
バーベキューに興じる観光客の歓声も聞こえるが、地元の方の生活は上手に棲み分けているような気がする。
それにしても、なんという贅沢なのだろう。
好天の下、涼しい海風を感じながら、夏の海がそう思わせる。
砂浜を歩きながらふと思う。今年の夏は、昨年と様子が違う様な気がする。
梅雨明け十日の暑さが襲うが、歩く気力がどこからか涌いてくる。
気候のせいだろうか、それとも体調のせいだろうか。
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入院前に、最後の「駅からハイキング(中山道桶川宿とべに花鑑賞)」に出掛けた時のこと。
埼玉県桶川市にべに花の景色を求めて歩く。
比較的マニュアル機能が充実したデジカメを携行しているが、フィルムカメラ時代の感性を揺り動かす瞬間に遭遇する。
花畑で、蜜蜂の飛翔を見れば、被写界深度を狭くして、前後から浮き立たせた花とともに、ホバリングしている蜜蜂の羽根を写し止めたい。
瞬時の判断で追い回したが、結果としてf/4.5 1/125 iso160となった。
飛び回る蜜蜂は、ピントを追い切れなかった。
順番から言えば、先ずisoを固定で上げるべきだったろうか、400位は十分許容範囲だろうと思う。
そして、内蔵の露出計を見ながら、絞りの落としどころを探りつつ、シャッタースピードを高速シフトする。
実際はシャッタースピード優先の自動露出で探るのが、正解だろう。
心持ち、露出調整はアンダーな画面がよろしい。
要は、昨今、カメラ任せな自分であることに、一抹の後ろめたさがあるということ。
考える力が残っているかどうかが問題なのだか。
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